命は無限ではない

No.2359

 

 

 

 

 

 

 

こんばんみー😃🌃

 

 

 

今日、最後のご予約のお客さま

もしかしたら来れないかも…

そう感じておりました。

 

 

 

なぜなら知り合いのストーリーを見て

そのお客さまの大切なワンちゃんが

天国に行ったと知ったから

 

 

 

だけど、キャンセルせずに

来てくださいました。

 

 

 

たかがペット

そう言う人もいるかもしれません。

 

 

 

だけどペットは大切な大切な家族です。

 

 

 

お客さまとワンちゃんは

二人で暮らしていて

自営業しているのでいつも一緒

その愛情は人間と動物…

そんなもの関係ないくらい

深いものでした。

 

 

 

「ツラかったね」

と言うとお客さまは泣き崩れました。

 

 

 

そして異変が起きてから亡くなるまでの数日

のことを話してくれました。

 

 

 

 

凛泉に来られる人ならご存じですが

わたしもたくさんの動物を保護して

いやと言うほど見送っています。

 

 

 

なので動物に関して

少しは知識があるほうです。

 

 

 

話を聞いて

そのワンちゃんは来るべき時が来て

老衰で亡くなったと感じました。

 

 

 

しかしお客さまは

もっと早く病院に行っていたら…と

自分を責めていました。

 

 

 

食欲が減り、

歩き方がおかしくなり、

動けなくなり、

天国に行く

 

 

 

一般的に小型犬の平均寿命は

13年くらいと言われています。

 

 

 

お客さまのワンちゃんは

15年以上生きました。

 

 

 

わたしたちもそうだけど

生まれてくれば必ず死にます。

 

 

 

お客さまのワンちゃんは

来るべき時が来たと

そのことを受け止めて

ゆっくりと順番にその命を全うされたと

思います。

 

 

 

最後は無駄な治療などの

悪あがきせず

静かに天国へ行きました。

 

 

 

これってわたしたちにも

言えることだけど

理想の最期と言えるのでは

ないでしょうか。

 

 

 

わたしだって最期は

老衰で逝けたらどんなにいいか

 

 

 

老衰で逝けるのって

どんだけの確率でしょうね。

 

 

 

闘病の末かもしれない。

事故で逝くかもしれない。

老衰で逝ける確率って

多くないと思うんです。

 

 

 

 

だからそのワンちゃんは

この上なく幸せだったと思うんです。

 

 

 

苦しみながら１日でも長く生きるより

最期までどう生きていくか

日頃から思う

そこが大事だと考えます。

 

 

 

死に対してこんなこと言うのは

不謹慎かもしれないけど

 

 

 

 

最期まで病気せずに

自然な形で天国へ行ったワンちゃんへ

おめでとうおつかれさま

って言ってあげたいです。

 

 

 

最高の飼い主と出会い、

最高の犬生を全うしたんだから

 

 

 

お客さまは

「わたしにはもう犬を飼う資格がない」

と思っていたそうですが

むしろ逆で、

 

 

 

いつか心が立ち直って

また出会うご縁があるなら

喜んで迎えてあげてほしい。

 

 

 

そうすることで

また幸せな動物が増えるから。

 

 

 

人間も動物も

命あるものは必ずいつか

死ぬときがきます。

 

 

 

大切なのは

来るべき時が来るまで

どう生きていくかが大切。

 

 

 

１日を大切に生きていきたいですね。